＜週間 チャイナウォッチ＞第12期全国政協第4回会議開幕
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★第12期全国政協第4回会議開幕
第12期全国政協第4回会議が本日午後3時に北京の人民大会堂で開幕した。
開幕式では全国政協委員2000人余りが全国政協常務委員会活動報告および第12期全国政協第3回会議以来の提案活動状況に関する全国政協常務委員会の報告を受けた。
★世界に根付いていく人民元 5番目の決済通貨
ベルギーの首都ブリュッセルに本部がある国際銀行間通信協会は29日、人民元は東南アジア市場での決済における利用が持続的に増加したことから、世界全体の決済に占める割合が上昇し、5番目の決済通貨の地位をますます固めたと発表した。人民元は14年11月にカナダドルとオーストラリアドルに代わり、米ドル、ユーロ、英ポンド、日本円に続く世界5番目の決済通貨となっている。
★中国初の反DV法、3月1日施行 「同居者間暴力」も家庭内暴力の枠組みに
3月1日、「中華人民共和国反家庭内暴力法」が施行された。中国初の反DV法となったこの法律は、家庭内暴力の性質および法的責任を明確に定めており、これまで裁判が難しかった「家庭内のもめごと」を国家法によって裁くことが可能となりました。反DV法では、家庭内暴力の範囲について、「家庭の構成員の間で、殴る蹴る・ひもで縛る・怪我をさせる、身体の自由を制限する、日常的に罵る、脅すなどの方法を用いた肉体的・精神的な暴力行為は、全て家庭内暴力に属する」と定義づけられている。また、同居者間での暴力行為についてもDVと認められ、同法が適用されることが強調された。
★富士康 シャープ買収は「偶発債務」の精査後
シャープは台湾の富士康による7千億円の買収案を受け入れることを決定した。フォックスコン富士康は7千億円の支援を提供するほか、主要取引銀行が保有するシャープの株式を買い取る方針。富士康にとっては、液晶を主業務とするシャープを買収すれば、自社の今後の発展にとって、またライバルのサムスンとの競争において、有利な立場に立つことになります。アップルのスマートフォン「iPhone」（アイフォーン）を構成する部品で単価が最も高いのはタッチパネルで、製造コストの20％あまりを占めています。富士康がアップルの受注を獲得しようと力を入れる理由もここにあるとされている。
★前漢の海昏侯墓墓主、漢武帝の孫の劉賀と確定
首都博物館で2日、南昌前漢海昏侯墓苑の考古学研究に関する成果が発表され、南昌前漢海昏侯墓苑の墓主が、前漢の初代海昏侯で、前漢の第9代皇、劉賀であることが確定したと発表された。考古学チームは、発掘された玉印に刻まれた「劉賀」の二文字や、木とくに墨書された文言の内容がその証拠としている。
★ディカプリオがオスカー「主演男優賞」受賞
第88回アカデミー賞授賞式が北京時間の29日、米ロサンゼルスで行われ、『レヴェナント：蘇えりし者』に主演したレオナルド・ディカプリオが「主演男優賞」に輝いた。5度目のノミネートで悲願のオスカー像を手にしたディカプリオ。中国のネットにも「ついにオスカー像を手にしてくれた」、「あなたの演技力はこの栄誉に相応しい」といった祝福のコメントが見られた。
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